1995-11-17 ArtNo.3957
◆<星>伊勢丹、タンピニース店開店で営業額20%増見込む
【シンガポール】今週土曜に1000万Sドルを投じたタンピニース店をオープンする伊勢丹シンガポールは向こう4カ月間のフェスティバル・シーズンには昨年比20%増しの営業額を見込んでいる。
伊勢丹スポークスマンはタンピニース店の予想営業額を明らかにしていないが、業界筋は同期の新店舗売上を1300万Sドル前後、通年のそれを約2500万Sドルと予想している。伊勢丹シンガポールは1995年3月末締め年度に前年を若干上回る2億3390万Sドルのグループ売上を上げたが、前年比3倍以上の1530万Sドルの損失を計上している。タンピニース・モールの2フロアー合計4万8420平方フィートを占拠するタンピニース店はオーチャード・ロードの2店及びカトン店に次ぎ、シンガポールにおける同社の4つ目の店舗となる。イセタン幹部は「HDB団地の中心に位置するタンピニース店はカトン店とは異なり、他社との競争も予想されるが、成功すれば更に郊外に店舗を展開する」との考えを示した。(BT:11/17)
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