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2007-06-08 ArtNo.39568
◆半導体政策で太陽光発電ラッシュ
【ニューデリー】インド政府は、IntelやAMD等の国際的半導体メーカーのウエハー製造施設を誘致する狙いから、今年2月に待望の半導体政策(semiconductor policy)を発表したが、ウエハー・ファブではなく太陽光発電(SPV:solar photovoltaic)プロジェクト・ラッシュが生じている。
エコノミック・タイムズが6月7日伝えたところによると、米国拠点のSignet Solarは7日、ウッタルプルデシュ州Greater Noidaに太陽光発電(SPV:solar photovoltaic)施設を設ける計画を発表したが、これは地元プレーヤーMoser BaerのSPV計画に続くもので、それに先だって米国企業Solar Semiconductorもアンドラプラデシュ州HyderabadにSPVユニットを建設中だ。
向こう2、3年内には別に7、8件のSPVユニットが設けられる見通しで、投資額は50億~60億米ドルにのぼるものと見られる。これに対して同期間に予想される半導体製造事業投資は約20億米ドルと見積もられる。
ベンチャーキャピタルSandalwood PartnersのBob Kondamoori重役(MD)によると、半導体政策の刺激を最初に受けたのは、どうやらSPVファブ事業だったようだ。世界的に膨大なエネルギー需要が存在するが、SPVは低廉で環境に優しいエネルギー源と言える。SPV電池は過去数年間に50%値下がりし、魅力的なオプションになっている。
キャパシティー100MW(メガワット)のSPVユニットの投資額は約3億米ドル、これに対して半導体ファブ・ユニットのそれは15億~20億米ドルと、資本集約度が極めて高い。またSPV電池の製造プロセスは半導体チップのそれに比べ遙かに短く容易である。半導体チップの製造工程は40段階以上から成るが、SPVのそれは10段階以下である。
Moser BaerやSignet Solarのインド・プロジェクトに関与しているApplied MaterialsのFranz Janker副社長によると、SPV産業はインドにおいては半導体チップ産業を上回る規模に成長する見通しだ。Moser Baerと既に提携している同社は、他のSPVプロジェクトにも参加することを計画していると言う。
ちなみにアンドラプラデシュ州HyderabadのFabCityに半導体ウエハー製造施設を設ける計画のSemIndiaは2008年第1四半期の稼働を目指している。
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