【ムンバイ】法人や個人による海外投資に必要とされる煩雑な手続きを簡素化するため、中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は、全てのタイプの投資と送金のための6種類の異なる申請書類を1つの申請書兼報告書(application-cum-reporting form)に統合した。
デカン・ヘラルドとインディアン・エクスプレスが6月4日報じたところによると、RBIはこのほど発表したガイドラインの中で、「新レポーティング・パッケージに基づき全てのフォームは1つのフォーム、即ち4つの部分から成る『海外直接投資(ODI:Overseas Direct Investment)』に統合された」と述べている。それによると、単一の書式は、インド企業が海外事業に関わる必要投資情報を提出するのを容易にする。
中央銀行はODIのオンライン申請方式の導入も検討している。海外投資政策の自由化に歩調を合わせODIレポート・フォームを合理化したが、これにより多くのインド企業が海外にプレゼンスを築くことができると言う。