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2007-06-04 ArtNo.39552
◆ソニー、CTV市場シェアNo3に浮上
【ニューデリー】Sonyは地元メーカーOnidaを追い越しカラー・テレビジョン(CTV)市場のナンバー・スリーに浮上した。トップ2の座は過去5年間韓国のLG /Samsungにより占められて来たが、インドの2万4000クロー(US$58.54億)の電子耐久消費財市場に久々に日本ブランドが復活した。
エコノミック・タイムズが6月2日報じたところによると、BPLやVideocon等の他の地元ブランドは、韓国企業の猛襲の前にトップ・リストから脱落したが、Onidaはこれまでナンバー・スリーの座を維持して来た。
市場調査会社ORG-GfKの2006-07年報告によると、LGは価格ベースで25.2%、ユニット・ベースで25.4%、Samsungは価格ベースで18%、ユニット・ベースで13.9%のシェアをそれぞれ占めた。
ソニーの市場シェアは価格ベース10%、ユニット・ベースで4.9%、これに対してOnidaは価格ベースで8.7%、ユニット・ベースで9%と、ユニット・ベースではナンバー・スリーの座を依然維持している。
Onidaはマス・ブランドとプレミアム・ブランド双方を手掛けているが、ソニーは数年前にインドにおけるCPT(colour picture tube)TVの製造をストップして以来マス・ブランド市場から撤収した。ソニーはCTV市場で勢力を挽回すると同時に、デジタル・カメラ、カムコーダ、ラップトップPC、その他の娯楽装置領域でもプレゼンスを強化しており、過去3年間に売上げを3倍に拡大、2006-07年のそれは2200クロー(US$5.366億)を突破した。依然としてLG、Samsungには及ばないが、追い上げる勢いを見せている。
Onidaブランドを手掛けるMirc Electronics Ltd(MEL)のVivek Sharma営業主任によると、ソニーは一般のフラット・スクリーンTVに比べ高額な液晶表示(LCD)セグメントにおける強力なプレゼンスを梃子にナンバー・スリーに浮上した。MELもプラズマ・スクリーンTVの販売を停止した後、LCDセグメントにおけるプレゼンスを強化しており、向こう数ヶ月間に一連のLCD新製品を投入すると言う。
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