2007-06-04 ArtNo.39546
◆政府、Navi Mumbai新空港計画を閣議承認
【ニューデリー】インド政府は5月31日、マハラシュトラ州Navi Mumbaiに新国際空港を建設する計画を閣議承認した。Navi Mumbai空港はアンドラプラデシュ州Hyderabadとカルナタカ州Bangaloreにおける新空港計画同様公共民間協力(PPP:public private partnership)コンセプトに基づいて建設される。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月1日報じたところによると、P Chidambaram蔵相は閣議後記者会見し、以上の決定を明らかにした。それによるとムンバイ空港を利用する旅行者の数は2010年には2750万人、2015年には4000万人、2026年には8000万人以上に増加する。このため第2ムンバイ空港は2013年以前に開港する必要がある。詳細は民間航空省が検討する。
マハラシュトラ州政府は電力/水道/道路/通信等のインフラが既に整備されており、環境に対する影響や立ち退きを強いられる住民も限られているとの理由から第2空港建設地としてNavi Mumbaiを提案した。
マハラシュトラ都市工業開発公社(CIDCO:City and Industrial Development Corporation of Maharashtra Ltd)は4期に分けて進めるプロジェクトのコストを9970クロー(US$24.32億)と見積もっている。その内訳は次の通り。第1期(2008-12)年間旅客処理能力1000万人/4200クロー(US$10.24億)、第2期(2015-2017)追加年間旅客処理能力2000万人/1896クロー(US$4.62億)、第3期(2020-2022)追加年間旅客処理能力1000万人/1600クロー(US$3.9億)、第4期(2026-2028)追加年間旅客処理能力4000万人/2272クロー(US$5.54億)。
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