【ニューデリー】国営製鉄会社Steel Authority of India Ltd (SAIL)は28日、4万3000クロー(US$104.88億)を投じて2010年までに年産能力を現在の1300万トンから2498万トンに拡張すると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが5月29日報じたところによると、SAILはこれまで3万7000クロー(US$90.24億)を投じて2010年までに年産能力を2250万トンに拡大する目標を掲げて来た。
Ram Vilas Paswan鉄鋼/化学/肥料相は、SAILの以上の発表後、S K Ronngta会長を初めとするSAIL経営陣に対し、見直し後の拡張計画のスケジュールを2日以内に提出するよう求めるとともに、拡張プロジェクトを期限内に完成させるよう督励した。それによると各段階の拡張計画の遅れは、プロジェクト・コストを孕ませ、政府に多額の負担を強いることになる。このため鉄鋼省次官は毎月第1周にプロジェクトの進捗状況を点検すると言う。