2007-05-30 ArtNo.39521
◆国営炭鉱会社、チャッティスガル州に1千MW発電所建設
【コルカタ】国営炭鉱会社Coal India Limited(CIL)の子会社8社中の1社で、石炭生産量国内第1のSouth Eastern Coalfields Limited(SECL)は、チャッティースガル州Raigarh県に1000MW(メガワット)の火力発電所を建設する。
ビジネス・スタンダードが5月28日伝えたところによると、SECLのB K Sinha会長兼MDはこのほど以上の計画を明らかにした。それによると調査作業は完了し、SECLは州都から約220キロのRaigarh県付近の土地を建設地として選んだ。その他の準備作業も間もなく完成し、工事は近く開始される。
SECL筋によると、タミールナド州Chennai拠点の請負会社と交渉を進めており、間もなく同社に工事を発注することになる見通しだ。チャッティスガル州政府とも用地やその他の政府補助問題に関する覚え書きを間もなく取り交わす。州政府電力部門幹部によると、州政府は電力を生産コストで購入する第1購入権を認められる見通しだ。
SECLは2006-07年に8850万2000トンの石炭を生産、1795クロー(US$4.38億)の税引前利益を計上した。地下式炭坑の生産量を高めるためBalrampur鉱山に短壁を設ける工事を進めており、傘下の炭坑にこの種の設備を設けるならSECLの石炭生産量は10%アップすると言う。
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