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2007-05-28 ArtNo.39515
◆Videocon、ＵＳ＄７０億投じポーランドにLCD工場計画
【ワルシャワ】インドの家電会社Videocon Industries Ltd(VIL)は70億米ドルを投じてポーランドに液晶表示装置(LCD)製造施設を設けることを計画している。
エコノミック・タイムズが5月23／25日伝えたところによると、VILのArvind Bali副社長はこのほどインドの通信社IANSに以上の計画を語った。それによると同社は近くポーランド政府と同問題を協議する予定で、実行が決まればLCD製造施設は約3000人を雇用し、2年内に稼働する。
VILはワルシャワ近郊Piasecznoの既存工場に17億米ドルを投じて設備の近代化を進めており、間もなく1万5000人を雇用することになる。
ポーランドは地理的に欧州連合(EU)の中央に位置しており、技術労働者も豊富に存在する。このためVILはポーランドにおける事業を拡張する方針を決めた。ポーランド事業はVILの国際ビジネス展開の里程標と言える。
ポーランド駐在のAnil Wadhwaインド大使によると、VILの計画が成功するならインドとポーランドの貿易は飛躍的に拡大する。VILは間もなくポーランドにおける最大のインド投資家になる見通しで、このことはポーランドのみならずEU全体におけるインドのプレゼンスを強化することになる。
Wadhwa大使が当地で催された『インド情報技術週間(India Information Week)』記念行事で語ったところによると、インドとポーランドの往復貿易は年率20％の成長を遂げており、2008年までに現在の6億7000万米ドルから10億米ドルの大台に乗る見通しと言う。
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