2007-05-28 ArtNo.39508
◆Reliance、Cauvery海盆深海鉱区の探査開始
【ニューデリー】Reliance Industries Ltd(RIL)は5月15日タミールナド州東部海岸沖合Cauvery海盆深海鉱区における探査井の掘削を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月27日消息筋の言として伝えたところによると、RILがCauvery海盆で探査活動を行うのは初めてのこと。当初同ブロックにはHardy Exploration & Production (India) Incが10%出資していたが、同社が撤退したため、現在はRILが100%権益を握っている。
ブロックの広さは1万4325平方キロ、水深は1200メートル前後、RILは既に2D震探調査を終えている。リグ不足で探査活動に遅れが出ていたが、RILはTransoceanから借り受けたリグをKrishna-Godavari海盆から移動して使用している。
Cauvery鉱区では国営のOil and Natural Gas Corporation (ONGC)が既に探査活動を進めており、原油38万トン、ガス9億標準立方メートルを生産している。同鉱区の陸上ブロックでは1986年以来少なからぬ小規模油田が発見されている。
RILは34の石油/ガスブロックを保持し、これまでに28の油田/ガス田を発見、成功率は60%となっている。
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