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2007-05-25 ArtNo.39506
◆Sun Pharma、イスラエルの後発医薬品会社買収
【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbai拠点のSun Pharmaceuticals Industries Ltd(SPIL)は21日、イスラエル拠点の多国籍後発医薬品会社Taro Pharmaceutical Industries(TPI)を4億5400万米ドルの現金で買収する確定契約(definitive agreements)に調印した。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日伝えたところによると、SPILは21日ボンベイ証券取引所(BSE)に以上の報告を行った。インドの製薬会社による外国企業の買収としては2番目の規模で、TPIは米国、イスラエル、カナダに子会社や製造拠点、営業拠点を展開、営業額の90％以上を北米で稼いでいる。今回の取引は依然として株主と関係当局の承認を必要とする。
今回の買収価格をTPI株1株当たりに換算すると7.75米ドルとなり、2007年5月18日の終値6.10米ドルを27％上回る。SPILはTPIの2億2400万米ドルの負債も引き受けねばならない。SPILはまたTPIに対して4500万米ドルを供与し、後者の流動性需要に応じる。TPIは去る3月20日、2006年12月期年度に多額の損失を被ったとの暫定見通しを発表している。
SPILのDilip Shanghvi会長兼MDによると、両社は相互にその国際ビジネスを補完し合うことができる。TPIは薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)の製造を手掛け、米国食品薬品局(USFDA)から190件以上の後発医薬品申請(ANDA: abbreviated new drug application)認可を取得、別に26件の認可を待っていると言う。
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