SEAnews 2007-05-23 ArtNo.39494

【ムンバイ】Aditya Birla groupは今後3年間に9000クロー(US$21.95億)を投じ、『More』を商号に掲げるスーパーとハイパー・マーケットの全国チェーンを展開する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが5月19日報じたところによると、Aditya BirlaグループのKumar Mangalam Birla会長とAditya Birla Retail(ABR)のSumant Sinha重役(CEO)は18日記者会見し以上の計画を発表した。それによるとABRはスーパー・マーケット1000店をオープンする計画で、6月までに先ずマハラシュトラ州Puneに数店を設ける。
スーパー・マーケットは一般家庭の日々及びウィークリーの需要に応じ、ハイパー・マーケットはマンスリー・ショッパーや催しものの需要に応じる。また農民とサプライチェーンのリンケージを構築、農民と一般家庭のよりダイレクトな接続を実現する。スーパーとハイパー・マーケットをそれぞれ何店設けるかは臨機応変に決める。
ABRは、英国と東南アジアにおける小売チェーンの経験を積んだAndrew Denby氏と、中国小売ビジネスに通じたRussell Berman氏を初めとする4000人を既に雇用、1年内に1万人に増員する計画だ。ABRは今年初に南部の小売チェーンTrinethra Super Retailを買収し、既に5万平方フィートの小売スペースを経営している。
必要資金は借入と自己資本のミックスで賄う。グループは資本市場で活発に活動しているが、当面資本市場で新資金を調達する必要はない。またグループはそれ自身の技術／ノーハウを保持しているため、外国の合弁パートナーを求める考えはないと言う。投資の詳細は明らかにされなかった。