SEAnews 2007-05-21 ArtNo.39474

【バンガロール】スペイン拠点のCircuitos Impresos Profesionales S.A. (CIPSA)と地元パートナー(2人)の50：50の対等出資合弁会社CIPSA-RIC India Pvt. Ltdは来年にかけて1000万米ドルを投じプリント基板(PCB:printed circuit board)の製造能力を拡張する。
ザ・ヒンドゥーとビジネス・スタンダードが5月15／16日伝えたところによると、CIPSAのEvaristo Michavila会長とCIPSA-RIC IndiaのAnil Gupta副会長及びAlok Garg重役(MD)は14日、以上の計画を明らかにした。
それによると、CIPSA-RICは1年前に24クロー(US$585万)を投じてカルナタカ州Bangaloreに、自動車／エネルギー／産業自動化／テレコム業界のOEM(original equipment manufacturers)に供給する単層、二層、多層PCBの製造施設を設けた。製品の70％近くは親会社のCIPSAや他の欧州企業に、残りはインド国内市場に、それぞれ供給している。追加投資を通じ月産量を現在の1万2000平米から4万平米に拡大、資本金の額もほぼ70クロー(US$1707万)に拡大する。Karnataka Industrial Infrastructure Development Corporation (KSIIDC)から購入した用地に第2工場を設ける。第2工場の完成時には新たに1000人が雇用され、従業員総数は1350人に達する。第3工場を設けるため新国際空港付近に別途15エーカーほどの土地を物色している。
月間受注量は2万平米に達し、2006－07年の売上げは1000万米ドルをマーク、営業利益も計上した。今年は売上げ100クロー(US$2439万)を目指していると言う。