【ニューデリー】世界の小型乗用車製造基地を目指すインド自動車産業にとって新会計年度は幸先の良くないスタートを切り、4月の乗用車輸出は9.5%下降した。
エコノミック・タイムズがインド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の統計を引用し伝えたところによると、4月の乗用車輸出台数は1万4021台と、前年同月の1万5497台を下回った。国内最大のカー・メーカー、Maruti Udyog Ltd (MUL)は前年同月比11.43%増の1667台、Hyundai Motor India Ltd (HMIL)は同4.6%増の1万1341台を記録したが、Tata Motorsの輸出台数は同11.38%減の1012台にとどまった。
二輪車輸出に関してはモーターサイクル輸出は増加したが、スクーター輸出は引き続き下降線を辿った。