2007-05-16 ArtNo.39464
◆Panasonic、流通網再編しUS$1億売上げ達成目指す
【ニューデリー】Panasonicは売上げを現在の200クロー(US$4762万)以下から2007-08年末までに500クロー(US$1.19億)に拡大することを目指し、流通網の再編に乗り出した。
エコノミック・タイムズが5月13日伝えたところによるとPanasonic IndiaのP Yathindra Nath取締役(セールス&マーケッティング)はPTI通信に以上の計画を語った。それによると、同社は売上げの80%以上を占める流通網の再編を、最重要課題と見なしている。Panasonicは全国に80のディストリビューターを有するが、パナソニック製品を専門に販売するブランド・ストアをほとんど保持しない。またマルチ・ブランドを販売するダイレクト・ストアにおけるプレゼンスも大きくない。
親会社はインドに照準を合わせた戦略を立案、ブランド可視率の向上に努める方針で、インフラ、ブランド、コミュニケーション等への投資拡大、専門店チャンネルを通じた販売や法人向け販売の強化等を計画している。パナソニック製品、取り分け100~150%の成長を遂げるデジタル・カメラ、カムコーダ等の売れ筋品目を陳列するスタンドを提供する等、ダイレクト・ストアのインフラ整備を支援する。RelianceやMetro等のリテーラーにパナソニック製品の陳列を求める交渉も進めており、同交渉は間もなく妥結する見通しと言う。
|