SEAnews 2007-05-14 ArtNo.39455

【ニューデリー】インドの繊維産業は向こう5年間に15万600クロー(US$358.57億)を投資、2012年までに22万5665クロー／550億米ドルの輸出目標達成を目指す。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月12日報じたところによると、Shankersingh Vaghela繊維産業相は11日催された繊維産業省諮問委員会に出席した国会議員らに以上の見通しを語った。それによると繊維産業は年率9～10％の成長を遂げており、同成長率は今後16％に加速するものと見られる。また2010年までに年間500億米ドル、第11次五カ年計画末までに550億米ドルの輸出目標を達成するには、22％の輸出成長を実現する必要がある。同目標を実現するなら2012年までに1735万人の雇用が創出され、内520万人は技術労働者で占められる見通しだ。
総合繊維パーク計画(SITP:Scheme for Integrated Textiles Parks)の下、1万5700クロー(US$37.38億)を投じ、2008年までに30の繊維パークを開発する。これらのパークの年間生産額は2万3600クロー(US$56.19億)に達し、新たに50万人の雇用を創出する。
2012年まで延長された技術向上基金計画(TUFS:Technology Upgradation Fund Scheme)の下、1999年以来8595件、プロジェクト・コスト8万1371クロー(US$193.74億)の申請がなされ、8312件、プロジェクト・コスト7万3532クロー(US$175.08億)の申請が承認された。そして5956件の申請に対してこれまでに2万953クロー(US$49.89億)が支払われたと言う。