2007-05-14 ArtNo.39452
◆Indian Airlines/Airbus/Jupiter Aviation、MRO合弁契約
【ムンバイ】Indian Airlines(IA)はAirbus及びJupiter Aviation(JA)と、保守・修理・分解検査(MRO:maintenance, repair and overhauling)合弁事業に関わる3社協定を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月11日報じたところによると、JAはエアバスの親会社EADS(European Aeronautic Defence and Space Company)とインド国内における商用航空機に対するMRO及びライフサイクル・サポートに関する独占的戦略提携を結んでいる。
合弁事業の第1段階ではIAが保有するA320機団に対する保守サービスが手掛けられ、その後ATR(EADSの50%子会社)やその他の企業がインド国内で運用するA320にまでサービスが拡大される。ニューデリーに設けられた2つのA320格納庫が、同サービスに用いられ、近く第3の格納庫も設けられる。
第2段階では、A320以外の機種にまでサービスが拡大される。3年内にインド国内や海外の航空会社が所有する200機以上の航空機にサービスを提供する。
第1段階と第2段階にそれぞれ150クロー(US$3571万)が投資される。JAとAirbusのプロモーターが同合弁事業に出資する。IAは出資はしないが、サポート・サービスに対する人的支援を提供、IA所有の航空機に対するサービスに際しては20%のディスカウントが提供される。
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