2007-05-14 ArtNo.39450
◆Jindal Stainless、オリッサ工場の設備能力を80万トン拡張
【ニューデリー】国内最大のステンレス鋼メーカー、Jindal Stainless Ltd(JSL)は5600クロー(US$13.33億)を投じてオリッサ州のKalinga Nagar Industrial Complexに年産80万トンのステンレス・スチール製造施設を設ける。
エコノミック・タイムズが5月11日報じたところによると、JSLのVS Jain重役(MD兼CEO)はこのほど同紙に以上の計画を語った。それによると上記の投資はオリッサ州に総合的ステンレス鋼製造施設を設けるプロジェクトの第二次拡張計画の一部。第1期工事では2250クロー(US$5.36億)が投じられ、今年末までに年産80万トンの製造施設が設けられる。第1期分の完成後、直ちに第2期工事に着手、2012年までに合計160万トンの製造能力が備えられる。
新工場の主要機械設備に関わる詳細技術契約(technical detailing and agreement)は締結済み。熔解設備についてはドイツ企業SMS Demagと、鋼帯製造施設についてはオーストリアのSiemens-VAIと、それぞれ契約した。新工場の全てのインプット・リンケージも既にアレンジされており、完成すれば世界的に最もコスト効率のよいステンレス鋼製造施設になる見通しと言う。
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