2007-05-11 ArtNo.39436
◆中鋼、ジャールカンド州にUS$40億投じ製鉄所建設
【ムンバイ】中国の鉄鉱石貿易会社、中国中鋼集団公司(Sinosteel Corporation)は40億米ドルを投じてジャールカンド州に鉄鋼プラントを設ける。
ビジネス・スタンダードが5月8日報じたところによると、Sinosteel India Pvt Ltd(SIPL)のHongSen Wang(王洪森)重役(MD)はニューデリーで以上の計画を語った。王氏によると、40億米ドルの投資は8年間にわたって実行され、当面先ず5億米ドルを投じて年産500万トンのプラントを建設する。中鋼は1991年以来、インドから鉄鉱石を輸入しており、16年間にわたって築いた良好な関係の下、同社はライバルより早く関係認可を取得し、新鉄鋼プロジェクトのための十分な鉄鉱石を確保できるものと期待している。
ジャールカンド州政府とは来月にも関係協定に調印する予定で、向こう30年間に3億トンの鉄鉱石を採掘する鉱業権も取得できると予想している。
新プラントの製品の70%はインド国内で販売する計画だが、インドには十分な市場が存在すると見ていると言う。
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