2007-05-07 ArtNo.39418
◆Honda Siel、ラジャスタン州政府と第2工場建設覚書
【ジャイプール】ホンダと地元パートナーSiddharth Shriramグループ企業Siel Ltdの99:1の合弁会社Honda Siel Cars India Ltd(HSCIL)は1000クロー(US$2.38億)を投じて第2工場をラジャスタン州Alwarに建設する。同社は3日ラジャスタン州政府と関係覚書を交換した。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが5月4日、HSCILの武田川雅博社長兼CEOの言を引用し報じたところによると、600エーカーの土地に設けられる新工場は2009年10-12月の間に稼働、既存モデルと小型車新モデル、合計2モデルを製造する。当初年産能力は6万台だが、2009年以降さらに1000クローを投じ年産能力を20万台以上に拡大する。HSCILが400エーカーの土地にそれ自身の工場を設ける他、残りの150エーカーの土地には納入業者らの施設が設けられる。HSCILが現在ウッタルプラデシュ州Greater Noidaに設けている既存工場の年産能力も現在の5万台から今年末までに10万台に拡大される。このためHSCILの合計年産能力は2010年までに15万台以上に拡大する。
新工場にはプレス/溶接/ダイカスト/マシーン/塗装/組立施設が設けられ、新モデルをより迅速に、より効率的に生産する柔軟性が備えられる。この他、新工場には環境や安全に配慮した最先端の技術が導入されると言う。
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