【ムンバイ】インド経済がここ数年8%を超える成長を遂げる中、Royal Bank of Canada、Royal Bank of Scotland、UBS等少なからぬ外国銀行が中央銀行Reserve Bank of India(RBA)に接触、インド市場進出を図っており、既進出の外国銀行も事業、取り分け小売銀行ビジネスの拡張を図っている。
エコノミック・タイムズが4月30日伝えたところによると、過去数年間には、Commonwealth Bank of Australia、Monte Dei Paschi Di Siena、Banche Popolari Unite of Italy、BBVA of Spain、Zurcher Kantonalbank of Switzerland等が続々インドに代表事務所を設けており、最近ABN Amroの敵対的買収を図ったRoyal Bank of Scotlandも中央銀行と協議を進めている。
一方、既進出のSociete Generaleは小売銀行業務進出を図り、既に小売銀行ビジネスを手掛けているDeutsche BankやBarclaysは積極的にその拡張を図っている。