【コルカタ】チャッティースガル州地質学鉱業総局(DGM:Directorate of Geology and Mining)は州内の4県(Kawardha/Kanker/Bastar/Dantewada)で新たに5つの鉄鉱床を発見した。
ビジネス・スタンダードが4月30日報じたところによると、チャッティスガル州政府はこのほど以上の発表を行った。それによると、DGMは過去1年にわたる集中的探査の結果、これら5鉱床に鉄鉱石7100万トンが埋蔵されていることを確認した。Kawardha県の2鉱床では合計4000万トン、Kanker県Aaradongriでは1100万トン、Bastar県Raoghatでは1500万トン、Dantewada県Bailadilaでは500万トンの鉄鉱石の埋蔵が確認された。
Bailadila地区は高品質な鉄鉱石の産地として知られ、年間2000万トンの鉄鉱石が生産されている。Bailadila地区にはなお未探査の8ブロックが存在する。国内最大の鉄鉱石生産会社National Mineral Development Corporation (NMDC)も、同地区に5鉱山を経営している。
国内第3の鉄鉱石生産地チャッティースガル州には、23億3600万トンの鉄鉱石が埋蔵されており、インド国内の鉄鉱石総埋蔵量の16.20%を占める。同州は2005-06年には25000万トン、1153.59クロー(US$2.75億)の鉄鉱石を生産、2006-07年に関しては2007年1月までに1800万トンを生産した。