2007-04-30 ArtNo.39398
◆Jupiter Bioscience、QIBルート通じ拡張資金調達
【NEW DELHI】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点の特殊有機化合物メーカーJupiter Bioscienceは適格機関投資家(QIB:qualified institutional buyers)ルートを通じて100クロー(US$2380万)を調達、国内と海外における事業、取り分け製造業務と研究業務を拡張する。
エコノミック・タイムズが4月26日報じたところによると、Jupiter BioscienceのVenkat R Kalavakolanu会長兼MDはこのほど同紙に以上の計画を語った。それにによると、調達した資金で国内と海外における事業の拡張を目指すJupiter Bioscienceは、ペプチッド(生化学)ベースの薬品に照準を合わせた事業戦略の一環として500万米ドルを投じ米国に拠点を設ける。
中東の一部の投資家が出資に関心を表明しており、同社は米国投資家を含む5~6の投資家に照準を合わせている。ドゥバイの金融機関2行は500万米ドルと1000万米ドル、合計1500万米ドルの出資を予定している。この他、別の外国機関投資家も200万米ドルの出資を検討している。これ以前に地元製薬大手RanbaxyはJupiter Bioscienceに14.9%出資する方針を決めており、ドゥバイ金融機関の出資はJupiter Bioscienceにとって2度目の外部資金の導入になる。
RanbaxyはJupiterと特殊化合物のマーケッティングに関する10年間の国際提携を結んでいる。Jupiter、は世界100カ国以上に拠点を有するRanbaxyとの提携を梃子に、3年内に年間売上げを500~600クロー(US$1.19億-1.43億)に拡大することを目指していると言う。
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