2007-04-30 ArtNo.39390
◆半導体ファブ企業2社がFab City計画に参加希望
【ハイデラバード】新たに半導体ファブ企業2社が、アンドラプラデシュ州Hyderabad近郊に1万3000クロー(US$30.95億)を投じて設けられる『Fab City』事業への参加を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月27日報じたところによると、アンドラプラデシュ州政府の投資誘致機関AP InvestのCS Rao重役(CEO)は26日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、中央政府が最近半導体政策を発表した後、半導体ファブ設置候補地としてハイデラバードに対する関心が高まっている。州政府はこれら2企業と突っ込んだ話し合いを進めており、間もなく合意に達する見通しだ。Fab Cityプロジェクトは2006年2月14日に特別経済区(SEZ)ステータスを取得、必要インフラを整備するための努力が続けられている。Rao氏はファブ企業2社の社名を明らかにしなかったが、内1社はHindustan Semiconductor Manufacturing Company(HSMC)と見られる。アンドラプラデシュ州政府は数日中に電力や水の供給等、これらのプロジェクトが享受できる利益に関する政府指示(Government order)を発表する。
韓国のJune Min氏がプロモーターを務めるRajiv Gandhi Nano Tech Semiconductor Companyには50エーカーの土地が割り当てられている。プロモーターは目星を付けた主要投資家との協議を1、2ヶ月中に妥結させ、金融アレンジも完成するものと見られる。プロジェクトの遅れの主要な理由は中央政府の半導体政策の発表が遅れたことと言う。
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