2007-04-27 ArtNo.39383
◆第11次計画期間に再生可能エネルギー用い1万MW発電
【ニューデリー】インド政府は第11次五カ年計画期間に、風力等、再生可能なエネルギーを利用し1万MW(メガワット)の発電能力を追加することを目指している。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが4月25/26日報じたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)が主催した『南アジア再生可能エネルギー会議(South Asia Renewable Energy Conference)』の席上、新規及び再生エネルギー省のV Subramanian次官は以上の消息を語った。それによると、五カ年計画の第1年目に1800~2000MWを追加する。その大部分が風力発電になる。業界関係者は政府の奨励措置や補助を待つことなく計画を実行すべきである。再生エネルギーの利用は政府の奨励措置や補助に依存する必要がない。しかし政府は再生エネルギーに関わる正しい政策を実行せねんばならないと言う。
一方、南アジア地域協力連合(SAARC:South Asian Association of Regional Cooperation)に最近加盟したアフガニスタンのSayed Makhdoom Raheenインド駐在大使は、インド企業にアフガニスタンにおけるエネルギー・プロジェクトに積極的に参加するよう呼び掛けた。アフガニスタンは豊富なガス・エネルギーを有し、良好な投資機会を備えていると言う。
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