2007-04-27 ArtNo.39379
◆自社ラベルを家電チェーンReliance Digitalの中心戦略に
【ニューデリー】中核とする石油化学ビジネスから積極的な事業の多角化を図る地元複合企業Reliance Industries Ltd(RRL)の小売り部門Reliance Retail Ltd(RRL)は、自社ラベル(private label)を、小売り家電チェーンReliance Digital経営の中心戦略に据える方針だ。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが4月24/25日伝えたところによると、24日首都圏(National Capital Region)にReliance Digital第1店舗をオープンしたRRLのAjay Baijal社長兼CEOは「今後さらに4、5店オープンした後、我々は自社ラベルをReliance Digital経営戦略の中心に据える」と語った。
56億米ドルの国内消費者用電子製品市場は年率10%の成長を遂げ、LG、Samsung、Sony等の多国籍ブランドと、Videocon、BPL等の地元ブランドが鎬を削っている。
RRLは向こう3~4年間に1000クロー(US$2.38億)以上を投じ、Reliance Digital150店をオープンする計画だ。Reliance Digitalの各店舗の面積は1万5000~3万平方フィートで、TVセットからホームシアター、冷蔵庫、調理台、皿洗い機、コンピュータ、携帯電話まで、各種ブランドのあらゆる電器製品を販売、幅広い顧客のニーズに応じると言う。
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