2007-04-27 ArtNo.39375
◆Vedanta、Sesa Goaの合弁パートナー物色
【ムンバイ】インド最大の民間鉄鉱石輸出会社Sesa Goaの51%権益を三井物産から買い取ったVedantaグループは、鉄鋼メーカーと合弁会社を組織し、Sesa Goaの鉄鉱石資源を利用する計画だ。
ビジネス・スタンダードが4月25日報じたところによると、VedantaグループのAnil Agarwal会長は24日以上の計画を明らかにした。それによると、鉄鉱石資源を手に入れた今、製鋼ビジネスに進出するのは理に適っているが、製鋼と鉄鉱山の経営は異なるビジネスのため製鋼事業に通じたパートナーとの提携を望んでいると言う。
ゴア州、カルナタカ州、オリッサ州に鉄鉱山を所有し、ジャールカンド州の探鉱ライセンスを保持するSesa Goaは、年間1000万トンの鉄鉱石を生産、埋蔵量は2億700万トンと見積もられる。この他、年産28万トンの冶金用コークス部門と年産22万トンの銑鉄部門も保持する。
VedantaはSesa Goaの鉄鉱石年産量を向こう18~24ヶ月間に1400万~1500万トンに拡張する計画だ。Agarwal氏は製鋼合弁事業に進出する時期は明らかにしなかった。
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