2007-04-25 ArtNo.39371
◆e-Infochips、年商US$4000万目指す
【アーマダバード】グジャラート州Ahmedabad拠点の半導体チップ・デザイン会社e-Infochipsの2006-07年の年商は1500万米ドルをマーク、2008-09年には4000万米ドルの達成を目指している。実現すれば2003-04年の400万米ドルから5年で10倍に拡大することになる。
エコノミック・タイムズが4月23日報じたところによると、e-InfochipsのTapan Joshi副社長(マーケッティング)は同紙に以上の目標を明らかにした。
Texas Instruments/Cadence-Verisity/LSI Logic/Cisco/Broadcom等の企業向けに、シリコン設計/製品設計/アプリケーション・ソフトウェア・サービス等を提供しているe-Infochipsは、チップ・デザインと組込システム・ソリューション・ビジネス双方を手掛ける半ダースほどのインド企業の1社。
創業者のPratul Shroff重役(CEO)は当初シリコンバレーでIntelやDaisy Systemsに勤務していたが1994年に帰国し、グジャラート州に新会社を設立した。システム開発サービス会社に設計書を提供する指導的企業になったe-Infochipsは、リファレンス・デザイン(reference design)領域におけるプレゼンスの強化を通じ、バリュー・チェーンのより高いレベルを目指している。先週、IP(Internet Protocol)対応監視カメラ『IPNetCam』のリファレンス・デザインを発表、これにより製品開発以外に、ライセンス・ベースの収入源を手に入れた。
eInfochipsはグジャラート州Ahmedabadとカリフォルニア州Santa Claraに本社を設けている他、別に6つのデザイン・センターを有し、昨年は日本に子会社eInfochips KKを設立した。
次の目標に関してJoshi氏は「ストリーミング(データを受信しながら同時に再生する方式)媒体はフォーカス・エリアの1つ」と語った。
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