【ニューデリー】Yamaha Motor India Pvt Ltd(YMIPL)は、需要減退に伴う在庫調整のため、3月と4月にそれぞれ5~7日間操業を停止した。
インディアン・エクスプレスが4月24日、業界筋の消息として報じたところによると、YMIPLは向こう数ヶ月も各7-10日間の操業停止を予定している。しかし5日間あるいは7日間まとめて操業を停止した訳ではなく、毎週1日乃至2日間休業をとった。
しかしYMIPLの前田取締役は、「市場の需要動向にしたがって供給に調整を加えているまでで、先月にしろ今月にしろ操業を停止したことはない。我々はインドにおける大きな計画を準備しており、インド業務を停止するなどと言うことはない」と語った。
YMIPLはディーラー・レベルを除いても、工場レベルで4~5ヶ月分の在庫を抱えている。売上げが急減する中、今月15日にアンドラプラデシュ州Hyderabadで催されたディーラー会議の席では、ディーラーらがインド業務を停止する可能性を質すとともに、市況が改善しなければ店仕舞いせざるを得ない窮状を訴えた。これに対してYMIPL側は戦線離脱を望むなら自由に離脱して良いと答えたと言う。