【ムンバイ】世界第2位のアルミニウム製造業者Alcanは、Aditya Birla Group傘下のHindalco Industries Ltd(HIL)とのオリッサ州におけるボーキサイト採掘/アルミナ製錬合弁事業Utkal Alumina International Ltd(UAIL)から手を引く方針を決めたが、マハラシュトラ州Mumbaiに新商業オフィスAlcan India Pvt Ltdを設置、インドにおける他のビジネス機会を探る計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月21日報じたところによると、Alcan International NetworkのJean Pierre Paillot社長はこのほどステートメントを発表し、以上の計画を明らかにした。それによると、インドは世界で最も活気に満ちた経済体で、新オフィスの開設は理に適っている。
新オフィスはローカル・ナレッジとグローバル・プレゼンスを兼ね備えAlcanとそのパートナーのためにインドの内と外を結ぶ門戸の役割を務める。新オフィスには金属(アルミ/鋼/非鉄)/鉱物/化学品領域の高い知識を備えたコマーシャル・チームが勤務すると言う。