【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は24日、持続的経済成長とインフレの抑制を目指す『2007-08年度金融政策』を発表した。同行は主要レートを全て据え置く一方、住宅ローン金利の下降につながると見られる施策も準備している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月24日伝えたところによると、中央銀行は、『2007-08年度年次政策ステートメント(Annual Policy Statement for 2007-08)』の中で2007-08年の経済成長見通しを8.5%に下方修正するとともに、インフレ率を5%の範囲に抑える目標を掲げている。
Y V Reddy中央銀行総裁は、『資本勘定交換性(capital account convertibility)』の実現と国際商品取引における価格リスクのヘッジを奨励する一連のイニシアチブを提起するとともに、社債市場や先物契約の振興/信用情報会社の創設/農業金融・マイクロ金融支援に関わる諸施策も講じている。