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2007-04-13 ArtNo.39324
◆TCL、戦略見直し製造計画棚上げ
【ムンバイ】中国の耐久消費財メーカーTCL Corporationは、インドにおける製造計画を棚上げし、マーケッティングや流通等他のキー領域に戦略の重心をシフトしている。
ビジネス・スタンダードが4月11日報じたところによると、TCL IndiaのMichael Qiマーケッティング主任及びWarren Wang重役(MD)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、インドにおける同社の年間販売は50万ユニットにとどまり、1030万ユニットのインド・カラー・テレビジョン市場における同社のシェアは2%に過ぎない。このため製造計画を繰り延べる方針を決めた。同社はスリランカ、バングラデシュ、ネパール、パキスタン等、他の南アジア地域協力連合(SAARC)諸国市場では30~50%のシェアを占めている。インド市場は広大で、個々の地域の市場環境が大きく異なっている。このため遅れて進出した同社にはなお多くの解決すべき問題が残されている。
インドは様々なブランドを受け入れる受容性の高い市場で、15年前には地元のBPLが耐久消費財市場のトップ・ブランドだったが、2000年に韓国のSamsungが取って代わり、今やLGが市場をリードしている。LGはインドでは短期間にトップ・ブランドになったが、アフリカ、欧州、そして東南アジアにおいてさえ、そうではない。TCLは今年は5%のシェア獲得を目指す。
現在のインドは7~8年前の中国の状況に近似しており、TCLにとっても中国に次ぐ重要市場である。TCL Indiaは、このほどコスト/品質/操業/サプライチェーン等を担当する新たに10人の上級管理職を任命、今年は広告宣伝に26クロー(US$595万)を投じる計画だ。SamsungとLGはテレビ広告に力を集中しているが、TCLは印刷広告に照準を合わせるとともに、展示会等、ビロー・ザ・ライン広告にも力を入れる。
TCLは現在インドに21支店、5000ディラー、120アフター・サービス・センターを展開している。ちなみにSamsungは95支店、8500ディーラー、260アフター・サービス・センターを擁すると言う。
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