2007-04-13 ArtNo.39323
◆華為、US$10億RCOM通信機器納入競争の先頭に
【コルカタ】中国の通信機器メーカーHuawei Technologies Co Ltd(HTCL:華為技術有限公司)が、Reliance Communications Limited (RCOM)に対する10億米ドル移動体通信機器納入契約獲得競争の先頭に立ったようだ。
エコノミック・タイムズが4月10日報じたところによると、Anil Ambani氏に率いられるRCOMは全国の8000都市をカバーする移動体通信設備3000万回線の増設を計画している。そのコストは1回線当たり34米ドル前後と見られるが、CDMA(Code Division Multiple Access)/GSM(Global System for Mobile)両回線の配分が鍵になる。RCOMは利用可能なGSM周波数帯をベースに同比率を決めるものと見られる。
HTCLがEricssonやNortelを制して1番札を入れる潜在的L1(メイン契約者)として浮上したようだ。RCOMスポークスパースンは、目下通信機器納入業者との商談を進めており、2週間以内に方針を発表するとしているが、CDMA/GSMの配分等詳細を明らかにすることは控えた。
RCOMの10億米ドル移動体通信機器購買計画は、Reliance-ADAGのAnil Ambani会長が今年1月に発表した25億米ドル投資計画の一部を成しており、同社は2007-08年末までに人口1000人以上の全ての町をカバーするネットワーク構築を目指している。
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