2007-04-11 ArtNo.39313
◆マニパル病院、パーキンソン治療自己幹細胞移植技術開発
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点のManipal Hospitalは4月4日、パーキンソン病の治療に極めて有効な自己幹細胞移植技術を開発したと発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月6日伝えたところによると、Manipal Health SystemsのR. Basil重役(MD/CEO)及びマニパル・ホスピタル・グループのNagendra Swamy取締役はこのほど共同記者会見し、以上の発表を行った。それによると、4年前にStempeutics Research Pvt Ltdを設立して幹細胞治療の研究に着手したマニパル・ホスピタルは、総合的な幹細胞治療部を設け、脊髄損傷(spinal cord injury)や多発性硬化症(multiple sclerosis through)等、他の病気の治療にも幹細胞治療を広く応用する計画だ。幹細胞事業の予算は45クロー(US$1030万)で、未利用の25クロー(US$572万)をさらに設備や訓練に投資する。
この日の記者会見に同席した米国の元エンジニア、Andrew Kisana氏(58)に対する幹細胞輸注治療のコストは7万5000ルピー(US$1717)だが、欧米における同種の治療の費用は7万5000~9万米ドルにのぼると言う。
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