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2007-04-11 ArtNo.39312
◆アッサム・ガス・クラッカー事業着工
【レペッカタ】Manmohan Singh首相は9日アッサム州Dibrugarh県Lepetkataにおける5460クロー(US$12.5億)のアッサム・ガス・クラッカー事業の定礎式を主宰した。
ザ・ヒンドゥーとヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月10日報じたところによるとインド中央政府が1985年に全アッサム学生連盟(Asom Gana Parishad/All Assam Students Union)と取り交わしたアッサム議定書(Assam Accord)の一部を成し、当時のラジブ・ガンディー首相によりアッサム州に贈られた同プロジェクトは紆余曲折を経た後、Gas Authority of India Ltd(GAIL)が70%を出資、残る30%を国営石油会社Bharat Petroleum Corporation Ltd (BPCL)子会社のNumaligarh Refinery Ltd (NRL)と国営Oil India Ltd(OIL)そしてアッサム州政府が等しく負担する合弁会社Brahmaputra Cracker and Polymer Limited(BCPL)により、実行されることになった。
ガス分解装置/下流部門ポリマー・プラント/総合的オフサイト・プラント/公益設備等から成る石油化学コンプレックスは、天然ガスとナフサを原料にエチレンを年間22万トン、プロピレンを同6万トン、高密度ポリエチレン(HDPE)/直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)を同22万トン、ポリプロピレンを同6万トン、粗パイロシス・ガソリン(raw pyrolysis gasoline)を同5万5000トン、重油(fuel oil)を同1万2500トン製造する能力を備える。
原料に関しては、OILのDuliajanプラントが日量600万立方メートルのガスを、Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)が当初2012年まで日量135万立方メートル、その後100万立方メートルのガスを、NRLが年間16万トンの石油化学グレード・ナフサを、それぞれ供給する。
アッサム州政府は資本財に対する入境税の免除、建設期間中の労働契約税の免除、操業開始当初15年間の原料と製品に対する付加価値税の免除を認めている。
プロジェクトは2011年の完成が目指されているが、シン首相は目標期日を繰り上げてプロジェクトを完成させるよう求めた。プロジェクトは直接間接に10万人の雇用を創出する見通しだ。
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