1995-02-04 ArtNo.393
◆<柬>開発局、マレーシア企業への契約発注違憲論に反論
【プノンペン】サム・リエンシー前蔵相ら8人の国会議員が提起したマレーシア企業への一連の契約発注、とりわけ最近のアリストン社に発注されたシアヌーク・ビルの再開発契約及びロイヤル・エア・カンボジー(RAC)創設に関わるマレーシア航空(MAS)との合弁契約が憲法違反であるとする主張に対して、カンボジア開発局(CDC)は2日、反論の声明を発表した。
カンボジア投資局のウィチット・イト局長は、同声明文の中で違憲問題には触れず、逆にリエンシー氏の機密漏洩や、外人投資家の信頼を喪失させる無責任発言を糾弾している。一方、リエンシー氏とともにRAC契約を含むマレーシア企業との一連の契約について政府に釈明を要求した与党民族統一戦線の国会議員3人はラナリット首相との会談後、同要求を取り下げた。(BT:2/3)
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