2007-04-04 ArtNo.39289
◆DSM Engg、US$2千万投じプラスチック原料工場建設
【プネー】オランダを拠点に多角的事業を展開する多国籍企業DSM Engineering Plastics(DEP)は、インド国内の特殊プラスチック需要に応じるため、2000万米ドルを投じマハラシュトラ州Ranjangaonにポリアミド及びポリエステル顆粒の製造工場を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが3月30日伝えたところによると、DEPのRoelof Westerbeek社長(アジア太平洋地域担当)はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、DEPにとって7番目の工場は、25エーカーの土地に、2008年第2四半期の稼働を目処に建設され、当初年間製造能力は2万トン。市場は年率25%の成長を遂げており、これに合わせて製造能力も徐々に拡張される。インドは2大成長市場の1つで、DEPのビジョン2010の3つのフォーカス・エリアの1つでもある。
年商110億米ドルのRoyal DSMグループに属し、機能材料(performance materials)/生命科学/工業化学品の3領域を中核とするDEPは、8年前にCentury Enkaのエンジニアリング・プラスチック・ビジネスを買収し、インドにおける受託製造業務をスタートした。それ以来DEPのインド・ビジネスは、30%の複合年間成長率(CAGR)を実現したと言う。
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