2007-04-04 ArtNo.39287
◆チャッティースガル発電事業に内外の企業21社が関心
【ムンバイ】Tata Power/Reliance Energy/Torrent/CESC/Essar/Sterlite/AES Corporation等、内外の企業21社が、チャッティースガル州Bhaiyathanにおける1200~1500MW(メガワット)火力発電所プロジェクトの入札書類を購入した。
インディアン・エクスプレスが3月30日報じたところによると、落札者は使用する技術と発電ユニットのサイズを選択するオプションを認められる。チャッティースガル州電力局(CSEB)によると、発電所の建設地とキャプティブ炭坑は予め選定されており、PathuriaとGidhmuriにキャプティブ炭坑を設け、Raipur電力消費地に電力を供給する。また電力の一定比率をサードパーティーに販売できる。チャッティースガル州政府は、State Bank of India(SBI)の投資銀行子会社SBI Capital Markets (SBI Caps)を同プロジェクトの顧問に指名した。同プロジェクトはチャッティースガル州における過去最大規模の民間投資プロジェクトに数えられ、同州をインドの発電ハブに転換するビジョンに基づいている。SBI Capsがプロジェクトの構想を立案、入札が募集された。
入札者の意見を聴取した後、CSEBはチャッティースガル州電力監督委員会(Chhattisgarh state electricity regulatory commissions)に、中央政府の電力省により発行された標準入札書類との相違に関する承認を求める。用地の買収、環境認可の取得、石炭採掘計画の立案、水源の確保等の作業は進捗を見ていると言う。
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