SEAnews 2007-04-04 ArtNo.39281

【コルカタ】Tata Motors Ltd(TML)は、西ベンガル州Singurとウタランチャル州Pant Nagarに続き、2年内にインド国内に新自動車工場を設ける第3の計画を準備している。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが3月30日伝えたところによると、TMLのRavi Kant重役(MD)は『ジャハンギール・ガンジー記念講演会(Jehangir Gandhi memorial lecture)』の会場で以上の計画を語った。Kant氏によると、目下Pant Nagarに新工場を建設中のTMLは、Singurに小型乗用車工場を設ける準備も進めている。この他にもう1つ商用車工場を設ける計画で、候補地を物色している。TMLは、50年を費やしてジャールカンド州Jamshedpur／マハラシュトラ州Pune／ウッタルプラデシュ州Lucknowに3工場を設けたが、次の3工場は向こう3年間に相次いで建設される。
インドの商用車市場は2005－06年に13.1％の成長を遂げ、2006－07年初11ヶ月には前年同期比43％増の26万8453台の商用車が販売された。目下候補地を物色している第3の新工場はこうした拡大する需要に応じるためのものと言う。