|
2007-04-04 ArtNo.39280
◆韓国現代、ウルトラ・メガ自動車プロジェクトに名乗り
【チェンナイ】Hyundai Motor India Ltd(HMIL)は2010年までに、タミールナド州政府が最近発表した『ウルトラ・メガ総合自動車事業政策(Ultra Mega Integrated Automobile Projects Policy)』奨励措置の条件を満たす見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが3月27日伝えたところによると、HMILのH.S. Lheem重役(MD)は、チェンナイ港におけるハッチバック『Getz Prime』新モデルの欧州向け輸出式典の席上、以上の消息を語った。
タミールナド州政府が大型自動車プロジェクトの誘致を目指して今年2月26日に発表した『ウルトラ・メガ総合自動車事業政策』は、同州政府が関係企業との投資協定に調印した日から7年間に4000クロー(US$9.16億)以上を投資する新規プロジェクトもしくは拡張プロジェクトに適応され、奨励措置には、優待土地賃貸料、印紙税免除、二重経路による電力供給、10年間の電力税免除、21年間の粗生産付加価値税／中央販売税(もしくは適格投資の115％)の償還が含まれる。タミールナド州政府は、Mahindra and Mahindra／Renault／Nissan連合がタミールナド州Oragadamに製造施設を設ける協定を州政府と結んだ後、以上の新政策を打ち出した。同奨励措置の適応を受けるには、この他、プレス・ショップ／ボディー・ショップ／トランスミッション・ライン／アセンブリー・ライン／ペイント・ショップ等の施設を備える必要がある。
Lheem氏によると、HMILがタミールナド州Chennai西方約40キロのIrungattukottaiに設けた製造施設には1996年以来、3500クロー(US$8.01億)が投資され、2010年までに累積投資額は4000クローを超える見通しだ。
ちなみにタミールナド州政府は1996年に1500クロー(US$3.43億)以上の投資を対象にした『スパー・メガ・プロジェクト(super mega projects)』政策を発表しており、HMILは同政策下の奨励措置を既に享受している。
|