SEAnews 1995-11-15 ArtNo.3928

【クアラルンプル】ＨｉｃｏｍホールディングズBhdのヤハヤ・アハマド社長は先週金曜付けで国産車プロトンの総販売代理を務めるエダラン・オートモビル・ナシオナルBhd(EON)の会長及びユニフォニクス・コープBhdの取締役に任命された。またマズナ・アブドゥル・ジャリル氏が取締役会におけるヤハヤ氏の代行に指名された。
マスター・キャリッジ・グループ傘下のディバーシファイド・リソーシズBhd(DRB)とガデ(M)Bhdの会長を兼ねるヤハヤ氏は先月、政府投資会社のカザナ・ホールディングズからＨｉｃｏｍの32％権益を買収した。ＥＯＮとユニフォニクスはいずれもＨｉｃｏｍグループに属している。
他方、ヤハヤ氏のＨｉｃｏｍ権益買収に伴う組織再編で多額の支払いを必要とするＨｉｃｏｍとガデの株価は13日、それぞれ22Ｍセントと1.60Ｍドル値下がり、これに対してグループを統括する持ち株会社として最終的にキャッシュ・ポジションがアップするＤＲＢは6Ｍセントの値上がりを見た。(STAR,BT:11/14)