2007-04-02 ArtNo.39268
◆Arcelor-Mittal、オリッサ州に6千エーカーの用地確保
【ニューデリー】オリッサ州に4万クロー(US$91.57億)を投じ、年産1200万トン鉄鋼プラントを設けることを計画するArcelor-Mittalは同州Keonjhar県に6000エーカーの用地と水源を確保したようだ。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが3月28/30日報じたところによると、鉄鋼関連会議の席上、用地と水源の目星がついたことを確認したオリッサ州政府のL N Gupta鉄鋼・鉱業部次長は、「プロジェクトはスケジュール通り進捗しており、州政府とArcelor-Mittalは合同作業チームを設け計画の迅速な実現を目指している」と語った。記者から「鉱山の割当と鉱業リースの認可は何時行うのか」と質問されたGupta氏は、「州政府の鉱業政策に定められた条件が満たされた際にリース契約を結ぶ」と答えた。
一方、オリッサ州に大型プラントの建設を計画する韓国の鉄鋼メーカーPoscoは、既に1100エーカーの土地を取得、これまでに100クロー(US$2289万)以上を投資しており、州政府は中央政府に対し、同社に探査ライセンス(PL:prospecting licence)を発行するよう推薦したと言う。
|