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2007-03-30 ArtNo.39265
◆政府プロジェクト、遅延でUS$57億コストアップ
【ニューデリー】インド中央政府が資金を拠出しているプロジェクト476件の多くに遅延が生じ、2万5500クロー(US$57.37億)を超える予算超過を来している。取り分け鉄道、発電、石油分野のプロジェクトの遅れが深刻になっている。
エコノミック・タイムズが3月26日報じたところによると、中央政府のプロジェクト476件のコストは当初32万802クロー(US$721.8億)と見積もられたが、遅延に伴い34万6347クロー(US$779.28億)に8%膨張した。
2006年10月時点で、476件のうち計画どおりに進んでいるのはわずか167件に過ぎず、183件に遅れが見られ、残りのプロジェクトは着工期日も決まっていない。
同月、476件のうち15件に一層の遅れが生じた。このうち7件が石油プロジェクトで、遅延幅は1~48カ月となっている。
プロジェクトの遅延が多いのは鉄道、発電、石油の3分野で、総支出増の90%以上を占める。なかでも鉄道プロジェクトは当初見積もりの4万2503.91クロー(US$95.63億)から6万2787.21クロー(US$141.27億)に約2万クロー(US$45億)も増加した。道路、運輸、原子力などのプロジェクトの遅れも報告されている。
2006年10月までにプロジェクト476件に投じられた資金は12万46.10クロー(US$270.1億)で、上方修正された見積もり総額34万6347クローの約35%に相当する。
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