2007-03-21 ArtNo.39228
◆Satyam Computer、大口契約10件交渉
【ニューデリー】インド第4位のソフトウェア輸出会社Satyam Computer Servicesは目下、大型契約10件の獲得を目指しており、契約額はそれぞれ5000万米ドルを超える。
エコノミック・タイムズが3月17日報じたところによると、Satyamは昨年4件の大型契約を獲得した。北米日産からはアプリケーションソフト・ポートフォリオの保守・強化契約を受注、同契約は多数の工場や事業所における製品開発、販売、マーケティングなどの業務をカバーしている。HPとCap Geminiからは5年間で最大1億5000万米ドル規模のGeneral Motors向け大口下請契約を獲得、Qantas Airwaysからも5500万米ドルの契約を受注した。
アウトソーシング・コンサルティング会社のTPIによると、2006年12月末時点で、TPIがコーディネートした契約73件のうち11件をインドのIT企業が占めた。また業務処理の一部を外部にアウトソーシングするBPO(business process outsourcing)の分野では、TPIがコーディネートする情報技術対応サービス(ITES)契約20件のうち7件の獲得をインドのサービスプロバイダが狙っている。地元ソフトウェア業界最大手のInfosys Technologiesは今年初、各1億米ドルの大型ITサービス契約6、7件の獲得を目指していることを明らかにした。
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