SEAnews 2007-03-21 ArtNo.39220

【ラジャムンドリ】Reliance Industries Ltd(RIL)は、インド亜大陸南東海岸沖合で発見したガス田の開発に52億米ドルを投じる計画で、これまでに既に45億米ドルの関係契約を発注した。
インディアン・エクスプレスが3月18日報じたところによると、RILのPMS Prasad社長(石油&ｶﾞｽ担当)は17日以上の消息を語った。Prasad社長によると、全てのサプライヤーは期限内に設備機器を納入することを保証しており、このため2008年にはガスの生産を開始できる。
石油天然ガス省の見積もりによると、インドのガス供給量は輸入液化天然ガス(LNG)を含め8500万立方メートルだが、潜在需要は1億7000万立方メートルに達する。国内経済が7～8％の成長を遂げるなら2025年の国内ガス消費量は4億立方メートルに達する見通しだ。
RILは、アンドラプラデシュ州Krishna Godavari(KG)海盆KG DWN 98/3鉱区で2002年に発見したガス田の埋蔵量を、昨年、当初見積もりの4000万立方メートルから2倍の8000万立方メートルに上方修正した。また今月12日にはやはりKG海盆KG DWN 98/3鉱区とオリッサ州Mahanadi海盆NEC OSN 97/2鉱区で新たに2ガス田を発見したと発表している。同社はすでに政府からガスの生産量を2倍に拡大することを認められていると言う。