2007-03-19 ArtNo.39211
◆Honda Siel第2工場、2010年までに小型車の製造開始
【コインバトール】Honda Siel Cars India Ltd (HSCIL)がラジャスタン州に設ける第2工場は2010年までに操業を開始し、専ら小型乗用車を製造することになる見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月14日伝えたところによると、T V Sundram Iyengar and Sons Ltdが経営する『Sundaram-Honda』ショールーム兼サービス・センターの改装落成式に出席したHSCLの武田川雅博社長兼CEOは、同紙に以上の消息を語った。それによると、目下州政府の協力の下に当初年産能力5万台の新工場の用地を物色しており、HSCILは、同プロジェクトに約2000クロー(US$4.51億)を投資する。しかし新工場で製造される小型車の価格がMaruti Udyog Ltd(MUL)のSwiftを下回ることはない。顧客もHSCLが低価格車を提供することを期待していないものと見られる。
ウッタルプラデシュ州Noidaの既存工場の年間製造能力も今年11月までに現在の5万台から10万台に拡張される。同工場では現在、Honda City/City ZX/Accord/Honda Civicが製造されており、同社はこの他に完成車として輸入したHonda CRVをインド市場に投入している。2006年4月-2007年2月の販売台数は前年同期比40%増の6万台をマーク、2007-08年度には15%増の7万台の販売を目指す。比較的低めの成長目標を設定したのは、生産能力の面で限界があるためと言う。
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