【ニューデリー】インフラ中核産業6業種の2007年1月の成長率は8.7%と、前年同月の8.2%、前月の8.5%(見直し後の数字)を上回った。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが3月14/15日、商工省産業政策促進局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)の発表を引用し報じたところによると、1月のセメント生産は1450万トンと、前年同月の1350万トンに比べ6.8%(15.4%)、鉄鋼完成品の生産は443万トンと、前年同月比10.4%(14.3%)、石炭生産は4215万トンと、前年同月の3832万トンに比べ10%(8.2%)、それぞれ増加した(括弧内は前年同期の伸び率、以下同様)。
工業生産指数(IIP)の26.7%の比重を占めるインフラ中核産業の年初10ヶ月(2006/4-2007/1)の成長率は8.4%(5.8%)を記録した。部門別に見ると、IIPの1.99%の比重を占めるセメントの生産は前年同期の1億2040万トンから1億3188万トンに9.5%(11.4%)、IIPの5.13%の比重を占める鉄鋼完成品の生産は4009万トンと、前年同期比9.8%(11.1%)、IIPの3.22%の比重を占める石炭生産は3億3726万トンと、前年同期の3億2071万トンに比べ5.2%(6.4%)、原油生産は2839万トンと、前年同期の2681万トンに比べ5.9%(-5.8%)、電力生産は前年同期比7.6%(4.9%)、石油生産は1億1176万トンと、前年同期の9956万トンに比べ12.2%(1%)、それぞれ増加した。