【ハイデラバード】地元家電メーカー、Videocon Industries Ltd(VIL)は1000クロー(US$2.257億)以上を投じて半導体製造施設を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが3月12日報じたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)会頭も務めるVILのVenugopal N. Dhoot会長兼MDは11日当地で催されたアンドラプラデシュ州に関するフォーカス・ペーパー発表会の席上、以上の計画を明らかにした。それによると、VILは既にこの方面の世界的リーダーから技術支援を受ける同意を得ており、秘密保持契約(NDA:non-disclosure agreement)を結んでいる。ファブを設ける場所はまだ決めていないが、これまでのところ西ベンガル州政府が、用地の無償供与や販売税面の優遇等、最も魅力的な条件を提示している。VILは様々な選択肢を検討した上、最良の条件を提示する州にファブを設ける。
一方、アンドラプラデシュ州Hyderabad近郊のHardware Technology Park内に200クロー(US$4515万)を投じてシロモノ工場を設けたVILは、同工場に隣接する28エーカーの土地に350クロー(US$7901万)を投じて情報技術(IT)パークを設ける計画で、既にプロジェクトに着手、2年内の完成を目指している。10億平方フィートの建物密集地(built-up area)が設けられ、当初投資額は50クロー(US$1129万)と言う。