1995-11-14 ArtNo.3920
◆<緬>年初10カ月の外国直接投資US$30億突破
【シンガポール】ミャンマー政府は今年初10カ月間に160件、総額30億600万米ドルの外国直接投資プロジェクトを認可した。
シンガポール商工会議所がミャンマー代表団派遣に先だって主催したセミナーの席上、ミャンマー国家計画経済開発省投資企業管理局投資主任のSi Si Win女史が語ったところによると、英国、シンガポール、フランスが同期の3大投資国となっている。ミャンマー政府は森林伐採免許の発行を既に停止し、パルプや製紙等のより付加価値の高い下流部門への投資を奨励している。鉱業に関しては入札方式を採用、エネルギー事業では既に多国籍企業6社が陸上や沖合い鉱区における石油/ガスの探査開発に従事している。石油化学等の下流部門にも良好な投資機会が存在する。観光業は政府が重点振興する分野の1つで、目下進められているプロジェクトが全て完成すれば、新たに6000室のホテル客室が供給される。
政府は外国投資家に100%出資を認めており、合弁の場合は外資に35%以上の出資が求められる。工業投資の最低投資額は50万米ドル、サービス業のそれは30万米ドルで、当初3年間の法人所得税が免除される他、その後も輸出収入の50%に対する課税が免除されると言う。(LZ:11/13)
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