SEAnews 2007-03-12 ArtNo.39187

【ニューデリー】今年2月の乗用車(passenger car)販売台数は9万2594台と、前年同月の6万3213台に比べ46.47％増加、堅調な成長を維持した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが3月9／10日インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し伝えたところによると、小型乗用車(small cars)の販売台数が6万8900台と、乗用車販売全体の70％を占めた。Honda City／Ford Fiesta／Chevrolet U-VA／Hyundai Verna等、ミッドセグメントのいわゆるＡ3カーの販売台数も昨年同月の1604台から2225台に39％増加した。
マーケット・リーダーMaruti Udyog Ltd(MUL)の2月の国内販売台数は昨年同月の3万2259台から5万666台に57％、Tata Motorsは同1万4200台から1万6016台に12.78％、Hyundai Motor India Ltdは同8780台から1万5432台に75.76％、それぞれ増加した。輸出を含めるとMULは同3万6338台から5万9095台に61.6％増加した。
アナリストによると、昨年同期には新年度予算が小型車に対する消費税をカットすることを予想した多くのバイヤーが買い控えたことから、乗用車販売が減退した。このため比較の対象になる数字が小さくなり、今年2月の成長率が一層際だったものになったと見られる。
年初11ヵ月(US$2006/4-2007/2)の自動車販売台数は前年同期比14.83％増の922万7000台を記録、内、乗用車両(passenger vehicles)の販売台数は前年同期比22.91％増の122万9000台を記録、乗用車のそれは24.76％増加した。
年初11ヶ月自動車輸出台数は26.47％、乗用車両輸出は同12.7％、商用車輸出は同24.22％、二輪車輸出は同21.61％、三輪車輸出は同91.52％、それぞれ増加した。