2007-03-12 ArtNo.39182
◆原子力発電公社、輸入ウランベースの1万MW原発計画
【ニューデリー】国営原子力発電会社Nuclear Power Corporation of India Ltd(NPCIL)は米印間で民生用核開発協定が合意されたのを受け、今後5~10年間に約6万クロー(US$135.44億億)を投じ、最大1万MW(メガワット)の輸入ウランを用いた発電施設を増設することを計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが3月7/8日報じたところによると、新原発は輸入ウランを使用するため、NPCILは後背地ではなく沿海部の用地を物色している。同社のS. Thakur重役(ED)によると、新原発の建設資金は内部留保と借り入れで賄う。NPCILはこの他、国産ウランを用いた5600MWの発電施設の建設も計画している。
NPCLの目下の設備能力はおよそ3900MWで、2年内の稼動を目指し3000MWの設備を増強中と言う。
|